世の中の男性の大敵である「早漏」。男性にとって行為が早く終わってしまう、射精をコントロールできない、というのはかなりの苦痛です。
早漏によってパートナーとのセックスがうまくいかないと、夜の生活が原因で関係性に亀裂がはいってしまう事も…。
現在日本人で早漏に悩んでいる男性は5割とも7割ともいわれています。そもそも射精までの時間はひとによってばらばらで、ほとんどの男性が自分以外の男性がどれくらい持続するのか知らないはずです。自分が早漏なのかどうかが判断しにくいのです。
今回は、「早漏の定義ってなんなの?」という所から、早漏だった場合の解決策まで、徹底的に解説していきたいと思います。
もくじ
早漏の定義・基準って?何分以下から早漏なのか

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そもそも早漏というのは何分以下からを指すのでしょうか?ネット上や文献を確認しても、明確な定義はなかなか出てきません。
米国の泌尿器科学会が2008年5月に発表した基準によると、
・毎回またはほぼ毎回、挿入してから1分以内に射精してしまう。
・自分の意志で射精のタイミングを全くコントロールできない。
・それによって性行為がストレスになり、行為を避けるようになる状態
上記の3点が大きなポイントのようです。
このどれかひとつでも当てはまる場合は医学的に、早漏といえる状態になるという事です。
ただ、早漏が性行為と関係している異常、明確な定義よりも大事なのは「パートナーが満足するまで持続するか」「自分が性行為を楽しめる位持続するか」という所かと思います。
では挿入後何分以上射精を我慢出来れば女性は満足してくれるのでしょうか?
ある雑誌社が25歳前後の女性1000人を対象に行ったアンケートによると、女性が希望する男性の射精までの時間は、平均すると15.7分だったというデータがあります。女性が満足するまでの持続時間、という観点でみると、この15分という所を基準にしてみても良いのかも知れません。
一方で、実際に男性が挿入してから射精するまでの平均の時間はどうかというと、日本人男性で最も多いのが、7~9分。割合として次に多いのが1~3分、その次に5~7分のようです。このデータを見る限り、挿入後15分以上も持続する男性の方が少ないのです。
そう考えると、世の中のほとんどの男性が、女性からすると早漏、とも言えるかも知れません。
早漏の原因とは?3つのタイプで分ける早漏の理由
ひとくちに早漏といっても、その原因はひとによって違います。自分の早漏のタイプと原因を明確にすることで改善策も見えてくるはずです。ここからは、早漏の主なパターンである3つを上げていきたいと思います。
①過敏性早漏
過敏性早漏とは、簡単にいうとペニスが敏感すぎる事に起因する早漏です。
10代20代などの若い男性に比較的よくみられる症状で、スポーツマンなどにも多いといわれています。このタイプの早漏に関しては、ペニスが刺激に弱い為、性的な興奮度合いに関わらず、少しの刺激で射精してしまう事が特徴です。
細かく分けるとこの中に「包茎性早漏」というものも含まれていて、ペニスが皮に覆われている事によって常に刺激から守られているため、刺激に弱くなってしまう事もあるようです。
基本的にこのタイプの早漏は性的に元気ともいえる状態なので、ペニスを刺激に慣れさせて物理的に改善をしてしまえば正常に性行為を楽しむことが出来るといえるでしょう。
また、過敏性早漏は普段の自慰(オナニー)の癖によっても引き起こされるとされていて、オナニーの際に短時間で射精してしまう癖をつけてしまうと、実際の性行為の際にも早く射精してしまうようです。
②心因性早漏
心因性早漏はその名の通り、精神的な状態が原因で引き起こされる早漏です。
これは、ペニスへの直接的な刺激の大きさに関わらず、女性の裸や声、表情や性行為をする状況自体を通常以上に意識してしまい、興奮度が高まりすぎて射精が早まってしまう症状をさします。
現在は心因性の早漏の男性は割合としてかなり多いといわれていて、早漏患者全体の半数以上がこの心因性早漏であるとも言われています。
一般的な早漏防止対策である「コンドーム二枚着け」や「早漏防止スプレー」など、物理的な早漏防止を行っても改善しづらいのがこのタイプの特徴で、挿入前に射精してしまう人や女性の声や表情などの雰囲気によってイク事の多い男性は心因性早漏の恐れがあるでしょう。
③衰弱性早漏
男性の射精をコントロールする筋肉に「射精閉鎖筋」というものがあります。
年齢を重ねるなどの要因でこの筋肉が衰え、射精が早まってしまう事が衰弱性早漏を引き起こします。これは40代以上の中年男性によくみられる症状です。ある程度の年齢を過ぎていて、勢いよく射精が出来ずに、垂れ流すように射精する場合はこの早漏の恐れがあるでしょう。
実際にはいくつかのタイプが組み合わさった早漏になっている人も多いので、バランスよく対策をしていく事が重要だともいえるでしょう。
早漏の改善策・対策法

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世の中の男性のほとんどが射精を遅らせる事を願っているといっても過言ではありません。早漏の原因がわかったところで、今度はそれに対する一般的な改善策を解説していきたいと思います。早漏は治せる病気なのです!
①早漏防止のスプレーや軟膏などを試す
一般的に市販されている早漏防止スプレーや軟膏などを使用する方法です。インターネットでも販売されていて、その値段は3000~4000円程度。これを高いと判断するか安いと判断するかは人によってわかれる所ですが、ここで問題になってくるのが、「根本的な解決にはならない」という所です。
もちろんスプレー等でセックスがうまくいくことによって成功体験を積み重ね、その後の性行為に良い影響を与える事はありますが、基本的に微量の麻酔効果でペニス受ける刺激を軽減するものである為、セックスに対する快感も減少させてしまう可能性もあります。
②スクイーズ法
これは医学的にも最も効果があるとされている早漏対策のひとつです。根本的な解決になる、という点でも有用性の高い方法であるといえるでしょう。
これは、パートナーもしくは自らの手で射精寸前までペニスを刺激し、射精しそうになったら亀頭の根本付近を押さえつけて射精を止めるという事を繰り返す方法です。道具やお金を使わずに出来る方法なので、試しやすい所も大きなメリットであるといえます。
イギリスなどでも臨床実験が何度も行われており、早漏患者の95%以上が効果を実感できたというデータもあるので、かなり信頼性のおける方法といえるでしょう。
③バイアグラなどのED治療薬を使用する
一般的にED治療薬として広まっているバイアグラ・レビトラ・シアリスやそのジェネリックなどにも早漏防止の効果があるといわれています。
これは簡単にいうと、「勃起力が高まる事によってペニスが外部からの刺激に強くなるから」というのが要因のようです。ペニスは硬く勃起しているほど外部からの刺激に強くなる傾向がある為、あまり硬くない状態で勃起しているペニスはその分弱い刺激で射精をしてしまいます。
その中でも最も効果が高かったのが「レビトラ」です。海外の論文によると、同一の被験者に3種のED治療薬を服用してもらい射精までの時間を計測したところ、バイアグラが53秒、シアリスが1分10秒、レビトラが1分22秒という結果になったとの事です。
ED治療薬で早漏を防止しようとするのであれば、レビトラを試してみるのが良いでしょう。
いかがでしたか?1分以内で射精してしまうという方も、1分以上はもつけどもう少し長時間セックスを楽しみたい、という方もこのような方法を参考にして頂いて、快適なセックスライフを楽しんで頂けたら幸いです!一緒に改善してくれるようなパートナーがいるのであれば話し合って解決していくのも良いのではないでしょうか?