男性にとって、EDになる。EDになってしまったという気持ちは、全体的な行動や言動まで影響を与えるといわれています。
その結果、仕事上でミスが発生してしまったり、プライベートではなかなか女性に声をかけずらくなってしまったりという事態が発生する方は多くいらっしゃいます。
実は「そのEDかも・・・」という気持ちが根本的な原因かもしれません。
人の体は、心とつながっています。つまりEDかもという不安や過去のトラウマがEDにしてしまっているのです。
今回は心因性EDかもしれないと悩んでいる方や心因性EDの改善方法を知りたいという方に向けてご紹介していきます。
もくじ
EDとは?決して特別な病気ではありません。

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EDという言葉は、バイアグラの発売以降一般の方でも広がり、恥ずかしいことや情けないことというイメージを持たれるようになってしまいました。
しかしEDってどんなことってしっかりと知っている人は本当にわずかです。
そしてEDについて多くの方が悩みを抱えていて、実は日本人の六割以上がEDの可能性があるという結果さえあるのです。
言葉だけが先行してしまっているEDですが、その原因は多岐にわたります。
大きく分けると、3つに分けられます。
- 精神面の影響によるED【心因性ED】
- 肉体的な疲労や病気によるED【器質性ED】
- 薬などの副作用などによるED【薬剤性ED】
です。それぞれが原因になることもあり、これらが組み合わさることで【混合型ED】になる場合もあります。
この中でも日本人に多いEDの原因といわれているのは「1、心因性ED」「2、器質性ED」の二つといわれています。
特に「自信を持てない。」「不安」などの気持ちを抱える方の多くは、「1、心因性ED」の可能性が高いといえます。
心因性EDって何?その原因は何が影響しているの?
心因性EDとは、体への異変や病気・加齢などが原因と考えられない場合でもEDとなってしまうことです。
20代~30代などの若い方でも、EDになってしまう場合は、この心因性EDが原因になっていることが多いようです。
※もちろん若くてもEDになる場合はあるので、しっかりと一度肉体の検査は受けることをおすすめします。
それでは、なぜ心因性EDになってしまうのでしょうか?
心因性EDの原因となるのは、
- 過去のトラウマ
- 仕事上のストレス
- 夫婦・パートナー間の問題
- うつ病
などがあげられ、だれにでも、いつでもなる可能性がこの「心因性ED」といえます。
そのなかでも最近若年層に多いのが、「仕事上のストレス」です。
そして中高年に多いのが、「夫婦・パートナー間の問題」です。
それぞれの心因性EDになる原因について、具体的な例を見ていきましょう。
過去のトラウマが原因による心因性EDの例
ある相談に来た男性は、地方で名家といわれる家庭で育った32歳の男性でした。
32歳という年齢を迎え、当時付き合っていた女性と結婚が決まったとたんにEDになってしまいました。
仕事も順調で、体も健康。それなのになぜ?と相談が来ました。その際に話を聞いていったところ「過去のトラウマ」が原因による心因性EDなのではという結論に達しました。
その男性は、昔から厳しい親との間で対立が起きており、親に対して嫌悪感さえ抱いていたのです。そして自分が親になる。結婚して子供を持つ。ということが現実味をおび、いつのまにかにセックスに対しての恐怖感や、その先に子育てをする自分への不安感がでてきていたのです。
自分では関係がないと思っていたことが、実は原因になってしまっている。
これが心因性EDの怖いところです。
その男性は、今回の件をパートナーにしっかりと相談をしました。その結果女性側も理解をし、二人でそのまま結婚へ進みました。その後来た手紙では幸せそうな家族が手をつないでいました。
パートナーにしっかりと話を打ち明け、互いに理解をし、解決策を見つけ出す。
それが心因性EDを改善する最も有効な手段といえます。
病院によっては、心理的な面からカウンセリングを行う治療法を行っているところもあります。
心因性EDになってしまった原因を見つけ出す際は、利用してみてもいいかもしれません。
心因性EDを改善する方法は、大きく二つ
それでは原因がわかったところで、「心因性ED」を改善・直すにはどうすればいいのでしょうか?
改善する方法は、大きく分けて二つです。
- バイアグラなどのED治療薬を使った改善法
- カウンセリングなどによる心理療法
です。この二つがどちらがおすすかは、その方のタイプによります。
最近では、ED治療薬の通販などもできるようになってきたため1の治療薬を使ったものから試す方も多いようです。
ED治療薬が心因性ED改善に効果的な理由
最初にお伝えしたとおり、心因性EDの場合は肉体的な面や病気が原因ではないのにEDになってしまいます。
そのためバイアグラやシアリス・レビトラなどに代表されるED治療薬が効果がないのではと思われている方も多いようです。
しかし心因性EDでも、ED治療薬は有効に働くことが多いようです。
特に、性交渉に対しての不安や、トラウマが原因によって心因性EDになってしまった方は、治療薬を飲むこと。持っていることで「今日は安心」という気持ちが生まれます。
そして安心をすることで、精神面で余裕がでることで問題になっていた精神面に有効に働くのです。
さらにED治療薬は肉体的にも、血管を拡張し、勃起を促したり、維持をするのに有効であり、逆に中折れやたたないといった状態を作り出すPDE5を阻害することが可能です。
つまり心因性EDに対して、「精神面」「肉体面」からアプローチしていきます。
ただ一度薬を使ってしまったら、これからずっと薬を使わなければいけないのではと思われる方も多いと思います。
その点、心因性EDが原因となる場合は一度成功することでトラウマが払しょくされるため継続使用される方は多くないようです。
カウンセリングなどが心因性EDに有効な理由
続いてご紹介していくのが、カウンセリングや行動療法を中心とした心理療法です。
心因性EDは、さきほど原因でいくつかあげたように個人によってさまざまな理由が考えられます。その理由を見つけ出し解決していくのが、「心理療法」といえます。
ただし心理療法などの場合は、様々なタイプや方法があるため、どれが一番有効かといわれると難しい部分があります。〇〇カウンセラーや〇〇コンサルティングなど、呼び方は多岐にわたり、暗示を利用するものなどもあります。
いままで全く心因性EDに対して効果が感じられなかったという方が、カウンセリングを受けていくうちに良くなったという話も多くあります。
いかに信頼できる人に頼めるか?というところも大きなポイントになるのが、心理療法です。
しかし私としては、一番話をしっかりとすべきなのは、「パートナー」なのではないかと思います。こういったカウンセリングを受けていること自体を隠していることで、それがストレスになってしまっていることも多くあるからです。
そしてパートナーと打ち明けることで、より精神的な結びつきが強くなり、それが結果EDの改善策につながり、今後の性交渉にとっても有効的な手段だと私は思います。
まずは「パートナーとの対話」「ED治療薬」「カウンセリング」この順で検討をしていくことが心因性EDを解決する手順といえます。