あがり症もEDも心の病気から発症がみられることがあります。
緊張を過剰に感じ取るあがり症、性交のときに男性器の勃起がしないEDとこれらの病気は誰にでも症状が発生する可能性があるといわれています。
誰にでもなるあがり症とEDだからこそ、どういった症状かどういった場合に起こるのかを理解をしておきたいところです。
また、あがり症とEDの関係性があるのかについても触れていき、まとめていきます。
あがり症の人の特徴とは?
あがり症は症状として人前で話をするのが極端に苦手だったり、人々の注目を浴びるのが苦手で人前に出ることで緊張をしたり、年上や目上の人など偉い人と話すのが苦手で身体はどこも悪くないのに顔が赤みおびたり、汗をかいたり、心拍数が急激にあがったりすることです。
神経伝達物質の一種である、ノルアドレナリンが強く関係しているのがあがり症です。
緊張や興奮を感じ取ったときにノルアドレナリンは分泌をされ、脳内や神経に作用をします。
交感神経に作用し神経の活性化が起きると心拍数、血流、体温が上昇します。
それにより動悸や多汗症状、身体の震え症状がみられることもあります。
このノルアドレナリンは緊張や興奮以外に不安を感じ取ることでも分泌をされます。
緊張や不安を感じる事はどういった場合かを例としてあげます。
- 発表会や会議など多くの人の前で話す
- 突然のスピーチではなく、あと何番目といった順番で話すタイミングを待っているとき
- 見知らぬ人に声を掛ける
- 人から批難を浴びたり、叱られる
- 電話に慣れていない人が、電話に出るもしくは電話を掛ける
- 仲のいい身内以外が大勢いる新年会や忘年会など社交的な飲み会に参加をする
- 好意を持っている異性と話す
これら不安や緊張がある場面ではノルアドレナリンが分泌をされます。
心拍数の上昇、多汗症状、身体の震え以外の症状として
- 息苦しさを感じ呼吸が困難になる
- 吐き気や腹部など体調不良を患う
- 頭が真っ白になり意識が一瞬飛ぶ
といった症状もあります。
あがり症で大事な場面で本来の実力が出せず、自信を失ってしまったり、恥ずかしい思いをしたりと能力発揮の妨げとなってしまいます。
10代、20代と経験が少ない場合は様々な場面で頻繁に起こることであがり症は誰にでもなる可能性があるといわれています。
ひとつひとつ経験をしていき克服したり、慣れたりすることで緩和をしていきますがそのペースは人によって異なります。
また、神経物質のノルアドレナリンの分泌が増えるのと同時に別の神経物質のひとつであるセロトニンが不足をしてしまいます。
セロトニンとは心身の安心や安定など精神を保つ作用として大切なものです。
不安や緊張でノルアドレナリンが増加し、精神安定に必要なセロトニンが減少してしまうということです。
実はこのセロトニンは男性機能に大切な役目を果たしているのをご存知ですか?
あがり症だとEDになりやすい?

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あがり症で減少するセロトニンは不足をすると男性器にどういった影響が出るのでしょうか。
勃起や射精に関わらず男性器には自律神経の働きが必須になってきます。
自律神経とは交感神経と副交感神経からなり、これらの神経のバランスが乱れてしまうと勃起不全や勃起障害といったED症状が起きます。
通常勃起が起こる仕組みとして性的興奮が脳の神経細胞を刺激し、脳から脊髄の勃起中枢を経由します。その過程で身体中の血液の流れが活発になり多くの血流が血管を通り男性器の海綿体という組織に血液が溜まり勃起をします。そのため性的感情が脳で受け取れなく勃起をしない、勃起をしても十分な勃起ではなく中折れしてしまうといったED症状になってしまうのです。
もちろん勃起をしないことで射精をしないということにもつながります。
精神的な面において勃起をするというのは繊細なのでEDについても誰しも発症する可能性があります。
ノルアドレナリンの分泌はあがり症の緊張や不安などの原因があるとお伝えをしましたが、極度のあがり症や性的コンプレックスがあったときに、いざ性交をするというときに極度の緊張や極度の不安でEDになってしまう方もいます。
これから性交をするといった場面で男性器が勃起をしなかったらどれだけのショックを受けてしまうのでしょう。
実際にあがり症が原因のEDの発症で性交が出来なかったと経験のある人は、どうすれば勃起させるよう出来るだろうとお困りの方もいらっしゃると思います。
あがり症の症状とED症状どちらも悩んでいるといった場合、これらを克服する場合はどういった治療があるのでしょうか?
あがり症とED治療について

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あがり症で緊張や不安で頭が真っ白になって平常心を保てないときに自分は心が弱いんだと感じ精神面を強くするといったことで改善をするといったことはなかなか難しく見込めないでしょう。
医師による治療を受けるとインデラルという薬を処方されます。
このインデラルは心拍数の上昇を抑えることが出来る薬で、多汗や全身や手足の震えを抑えるのにも効果的です。
それにより呼吸が整い緊張や不安によるあがり症を落ち着かせることができます。
しかし、このインデラルには副作用として勃起不全が起こる可能性があります。
これはインデラル以外の心の病気の治療薬に共通していえることで勃起不全や射精障害のEDの副作用は起こりやすいです。
ED治療にはED治療薬が効果的ですが、バイアグラをはじめED治療薬には併用禁忌があります。
あがり症でインデラルを医師から処方されていて、EDがみられる場合はED治療薬との併用について相談をされるのが間違いないでしょう。
あがり症とEDの関係性は全くないといったものではありません。
EDの発症がある場合にはあがり症とともに上手く病状と付き合っていくことが大切です。
EDと聞くと恥ずかしいという印象を受けられることが多いかもしれませんが、ED症状に悩む男性は最近では非常に増えているのであなただけの病気ではありません。ひとりで悩まないでください。
自分はEDかな?とお悩みでED治療薬を検討される場合はEDのお薬でもさまざまなED治療薬を紹介していますので、是非参考にして頂ければ幸いです。