勃起ができない、勃起しても長く続かない。それはED(勃起不全)かもしれません。
実はED(勃起不全)には様々な原因があります。当てはまるものがないかチェックしてくださいね。
もくじ
EDの原因が分かる!勃起のメカニズム

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勃起がしにくいと感じる理由は大きく分けて4つに分けられます。
まず、勃起のメカニズムを簡単におつたえすると
- 性的刺激や直接的刺激を感じる
- 勃起中枢から神経に伝わり、ペニス付近の平滑筋が緩む物質を出す
- 平滑筋が緩み血液の流れが多くなる
- ペニスに流れ込む
- スポンジのような海綿体が膨らむ
- ペニスが大きくなり硬くなる
という順番流れで勃起が起きます。
しかし、この工程の流れの中で一つでも正常に働かないと勃起は起こりません。
勃起不全になる原因・心因性ED

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心因性とは、精神的なことが原因でED(勃起不全)になってしまうことを言います。
その心の原因はさまざまで、仕事のストレスや不安、トラウマ、うつ病、疲れなどあげられます。
心因性になるとどうしても神経伝達がうまくいかなくなります。
また、ホルモンのバランスも崩れることから勃起しても長く続かないことや、勃起にならないということが起きます。
ある特定の薬剤を服用している場合(薬剤性ED)
勃起しにくいと感じる方の中には、薬の副作用でEDになる方もいます。
精神安定剤、睡眠薬、抗うつ剤などといった精神に関する薬だけでなく、高脂血症、高血圧、胃潰瘍の薬でもEDに関係してきます。主に血液に関する薬が作用しやすく、勃起に必要な血流が確保しにくいために起こりやすくなります。
勃起不全になる原因、品質性EDとは?
勃起不全になる原因のもう一つ代表的なものとして、血管や神経に障害がある場合をさす器質性ED・品質性EDがあります。
加齢や病気などが原因で勃起不全になってしまうことです。
今回は器質性ED・品質性EDの原因である血管、神経、内分泌の3つ分けてお伝えしていきます。
血管が原因による器質性ED・品質性ED

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ED(勃起不全)になる原因の中で一番多いのは、加齢によるED(勃起不全)です。血管や神経に何らかの異常がみられると血流が増えない為勃起しなくなります。
糖尿病などになると動脈硬化になりやすく、血液がうまく流れません。糖尿病だけでなく、心臓病、高血圧といった生活習慣病で勃起不全はおこってしまいます。毛感が老化してしまうと血液の病気になりやすいので、生活習慣に気を付ける必要があります。
年齢が重なると血管に支障が出てくることが多く、30代でちらちらと症状が現れ始め、40代で多くなってきます。
また、血管を損傷してしまうことでも起きてしまいます。
神経が原因による器質性ED・品質性ED
神経性では主に3つの原因があります。
脳や血管の障害で起こる中枢神経の障害(パーキンソン病)
スポーツなどで骨髄が損傷されたことによる骨髄神経の障害
膀胱や前立腺の手術による外的損傷による末梢神経の障害
があり、治療方法も原因によって少し異なってきます。
内分泌性が原因による器質性ED・品質性ED
品質性EDの中でも内分泌性が原因でなる場合もあります。勃起に必要なホルモンがうまく分泌されないことがあげられ、主に三つの原因に分けられます。
- 性腺機能障害
- 高プロラクチン血症
- 甲状腺機能の低下や、甲状腺機能亢進症
になります。
心理的ストレスと血管や神経障害が混じった場合(混合型ED)
40代以上の方がなることが多いのがこの混合型EDといわれているものです。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病で起こる血管の病気や神経障害だけでなく、心理的ストレスでなってしまいます。
生活習慣で起こる場合は気が付きにくく、勃起しにくい、中折れしてしまうといった症状がでますが、原因がはっきりしないと感じストレスを感じてしまいます。
ED(勃起不全)と一口に言ってもたくさんの要因でなってしまうことがあります。
多くが治療薬で改善しますが、飲み合わせが悪い病気や薬もあるので一度病院で診てもらうことも必要です。
EDの原因検査の仕方と主な治療法

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病院ではどのように検査をするのか、症状一つ一つから見ていきたいと思います。
まず、問診をし、採血などの検査をして勃起機能検査をして、外部からの陰茎への刺激、レム睡眠時に勃起をするかを見ます。
心因性によるEDの検査と治療法
心因性は心からなります。上記の検査で体の異常が見られない場合心因性を疑います。
この場合は、カウンセリングなどをして心理的要因の改善に努めます。カウンセリングをしながらバイアグラなどの薬を使用していきます。
品質性EDの検査と治療法
血液
血液に影響がある場合の検査は、勃起機能検査をして異常が見られた場合どこに原因があるのかを一つ一つ見ていきます。血液に問題があるか調べるために、海綿体に勃起に必要な物質を注射し、勃起をするか見ていきます。ここで勃起しなかった場合血液が原因であると診断がされます。
糖尿病でなる確率が高く、高血圧、動脈硬化も原因としてあげられます。生活習慣の改善、注射、薬によって原因となるものへの改善をはかります。
神経
神経に異常があるか、神経伝達がきちんと正常に行われているかを見ていきます。睾丸と肛門の間を刺激し、触られているか、痛みがあるか、温度は感じるかなどの検査を行います。知覚検査だけでなく、電気刺激による反射検査も行っていきます。
神経では自然に治ることもありますので少しでも反応がある場合はED治療薬での効果があります。人によって治る時間はそれぞれです。2年から3年で治るなど時間がかかることもあります。
薬を飲んでも刺激しても何をしても性器が反応しない場合は、神経が断裂している可能性があります。この場合はペニスに直接注射をして勃起をさせるICI療法 をすることになります。
内分泌性ED
内分泌性のEDの場合、男性ホルモンのテストステロンが分泌されているか見るため血液検査を行います。ホルモンの分泌が行われていないと性腺機能障害と診断されます。ED治療薬や男性ホルモンの注射をするなどしていきます。
高プラクチン血症や甲状腺機能が原因と考えられる場合、薬剤の使用、甲状腺機能や腎機能、頭部を詳しく検査して原因を調べていきます。
どちらもED治療薬を使用して様子を見ていきます。
混合型EDが原因の場合の検査と治療法
混合型EDの場合、主な原因は生活習慣にあるとされています。血管などの品質性検査と問診によって原因を絞っていきます。生活の改善、ED治療薬の服用、カウンセリングなどを行います。