なんとなく勃起しにくい気がしたり、中折れしてしまったり、満足に性行為を行えないことをEDといい、実は男性の半分以上の方がEDで悩んだことがあるようです。
また、病院に行って診断されていない人も含めるともっと多いといわれている隠れEDの割合は男性の70%を超えてくるのではないかといわれています。
そんな間近にあるEDですが、病院に行くのは恥ずかしいという気持ちが強くて、行けていない方も多いようです。
EDの予防やEDかもしれないと思った時に、病院に行く前に試しておきたいことや、効果的な「筋トレ」の方法を見ていきたいと思います。
もくじ
筋トレがEDに効果がある理由
以外ですが、EDと筋トレは実は深い関係があります。
筋トレを行うことで血行が良くなり、健康な体へと近づきます。
それはEDになる原因と、勃起の仕組みからもわかります。
ED(勃起不全)は、誤解されがちなのですが勃起をしないことだけではありません。
性的興奮を感じている、またはペニスなど性感帯に刺激を感じているのに、中折れ、勃起をしても硬くない、勃起の持続力が弱いこともED(勃起不全)と診断されます。
たった一回でもEDにはなるため、実は男性のほとんどの方がEDにはなったことがあるといわれています。
そして年齢を重ねたほうがEDになる確率も高いといわれてきたのですが、今では若年性EDも多くなっています。
いわば男性であれば、EDになってしまうことがあげられてしまうのです。
EDの原因として、心因性のもの、生活習慣で起きる血液の老化による器質性のもの、神経などが負傷して起きる器質性のもの、薬の副作用によるものといったように様々な理由があげられます。
一番多い理由が、血液の老化です。
血液が老化してくると、うまく血液を運ぶことができなくなります。
動脈硬化や糖尿病などによって、血液がドロドロしてくると細かい血管に行き届かなくなります。
海面体でできているペニスは、血液を含むことでスポンジのように膨らみます。
ペニスが勃起するにはこの血液が必要不可欠なので、血液に問題が起きるとうまくペニスに血液が送り込まれなくなり、EDをおこしてしまいます。
効果的な筋トレ方法とは?
EDを起こすのは、血液がうまく流れないことがあげられています。この血液の流れをよくするのが、筋トレです。
筋トレをすることで、筋肉の力によって血液を運んでくれるポンプのような役割をしてくれます。
ふくらはぎのことを第二の心臓と呼ぶように、筋肉と血液には大きくつながっているのです。
なんだかこの頃勃起しても硬さが足りないなと感じたり起ちが悪いなと思う方は、筋トレを試してみるといい結果になることがあります。
しかし、筋トレといってもどこを一番鍛えれば効果があるのか分かりませんよね。
一番効果があるといわれる筋肉を見ていきましょう。
効果がある筋肉は、背中、お尻、太ももです。
大きな筋肉を鍛えることで、効果が発揮できます。
また、腰回りのインナーマッスルを鍛えることも効果的です。
筋肉の鍛え方と、EDかな?と思った方におすすめの薬
- 背中にある筋肉を鍛える場合
背中には、広背筋・僧帽筋・長背筋といった筋肉があります。これらをバランスよく鍛えることができる筋トレの仕方をご紹介します。
【リバーススノーエンジェル】
- うつ伏せになります。このとき両腕を頭の上に伸ばし、軽い伸びの姿勢にします。手のひらは下に向けたままです。
- そのまま水平に腕を動かし、太ももの外側に手が来るようにします。腕は曲げません。
- ゆっくりと元の位置に戻します。
(手のひらを下に向けたままの平泳ぎの動きに似ています。)
- 5~10回を3セットが目安です。
また、うつ伏せの状態で足を宙に浮かせることによって、太ももの裏側も同時に鍛えることができます。
慣れてきたら両手に1キロほどの軽いダンベルをもって行うとより強い筋肉をつけることができます。
うつ伏せになった状態から、両足と両腕を伸ばして宙に浮かせて30秒ほど保つ、スーパーマンという方法も有効です。
- お尻の筋肉を鍛える場合
お尻の筋肉である大殿筋をきたえます。大臀筋は太ももの外側の部分からお尻につながっている大きな筋肉です。ここを鍛えることにより、勃起に必要な股関節周りの筋肉も鍛えることができます。
【ヒップリフト】
- まずは仰向けの状態で足を曲げて寝転がります。
- そのままお尻をあげて、横からみたら上半身から太ももまでがまっすぐになるように1秒ほど保ちます。
- 元の体制にゆっくり戻します。お尻が床につかないところでまたお尻を持ち上げます。
- 10~15回を3セットが目安です。
また、大臀筋を鍛えることと股関節のストレッチも兼ねた筋トレ方法もおすすめです。
【バックキック】
- 手とひざをつき四つん這いになります。
- そのまま片足だけを後ろに蹴り上げます。
- ゆっくりと元の位置に戻します。
左右で10回ずつを、3セットが目安です。
- 太ももの筋肉を鍛える場合
太ももの筋肉には二つあります。太ももの後ろ側にある、骨盤から膝の後ろまでをつないでいる筋肉と、太ももの骨の途中から膝の後ろまでをつないでいる「大腿二頭筋」と呼ばれる筋肉。
太ももの前面にあり、体の中で一番強い筋肉といわれる「大腿四頭筋」の二つです。
歩く、走る、止まる、しゃがむなど、下半身を使う動きにとても大きな役割をもっています。
- 大腿二頭筋を鍛える
【ランジ】
- 肩幅くらいに両足を開き立ちます。
- 右足を一歩半ほど前に出します。上半身は曲げずにまっすぐになるように保ちます。
- そのまま息を吸いながらひざを曲げて腰をしずめていきます。
- 上半身は曲げずにまっすぐにします。ひざはきちんとまげて、左足のひざから下は床と水平になるくらいまでしっかりと腰を落とします。このとき左足のひざから下は床についても大丈夫です。
- 右足のひざはつま先よりも先に出ないように気を付けます。
- ゆっくりと息を吐きながら元の位置に戻ります。ひざを軽く曲げた状態のほうがひざに負担がかかりません。
- 10回ほどを3セットが目安です。
- 右側が終わったら左側を前にして同じように10回ほど3セットを目安に鍛えていきます。
大腿二頭筋だけでなく、大腿四頭筋にも効果があるので太もも全体を鍛えるやり方です。大臀筋にも効果があります。
- 大腿四頭筋を鍛える
【シシースクワット】
- 肩幅ほどに両足を広げます。つま先は前にします。壁やテーブルなどにつかまって体を支えます。
- かかとをあげて、上半身をそらしていきます。
- ひざを曲げていきます。腰も沈めていきます。腰の位置は変えません。90度、または90度以上にひざを曲げていきます。横から見た時に、ひざから上がまっすぐになっている状態が好ましいです。
- そのままゆっくりと元の位置に戻していきます。
太ももの前面に効果的です。かなり大腿四頭筋を刺激することができるといわれています。
EDには筋トレするといい?病院に行く前に試してみたい効果がある筋トレの仕方とはのまとめ
からだを鍛えていくことで血行が良くなって健康にもなり、EDの改善、または予防になることがあります。また、筋トレによって足腰が強くなることで力強いセックスができるようになります。体力もつくので自分にも自信がつきます。
EDかな?と思った方は、筋トレをしてみると良いかもしれません。
しかし、神経伝達や血液、筋肉、ホルモンが正常に機能して初めて勃起することができてきます。どれか一つでもかけると勃起ができません。
ストレスによる心因性EDも多くなっていることからも、勃起は複雑に起きていることが分かると思います。
その中でほとんどのEDの原因に効果があるといわれているのが、EDのお薬です。
大事な場面でまた起たない、中折れしたらどうしようという不安な気持ちも支えてくれるのがEDのお薬です。持っていることも自信につながっていきます。