突然ですが最近朝立ちしていますか?
まだ小さい子供のときは朝立ちが恥ずかしかった記憶があります。
毎朝の起こる現象の朝立ち。時も経てば朝立ちが当たり前になり気にしなくなってくるのでわざわざチャックをしている人はいないと思います。
しかし、突然気が付く時があるのではないでしょうか?「あれ?最近朝立ちしてないな。」
特に気にも留めない方もいらっしゃいますが、朝立ちしないことは身体が何かしらを訴えているサインかもしれません。
毎日健康で大きい病気もないし心配ないよと思われている方でも朝立ちをしなくなることがありますのでその変化に注意が必要です。
また、朝立ちをしないことでED症状につながるともいわれているので、今回は朝立ちとEDについてまとめていきます。
朝立ちの必要性と役割
朝立ちはなぜするのでしょうか?
まず勃起の仕組みについてふれていきます。
通常勃起は性的な興奮があると起きる現象です。
視覚(見る)・聴覚(聞く)・触覚(触る)などの五感で性的刺激を感じ取り、大脳から脊髄の勃起中枢や勃起神経を経由します。同時に血流の促進が起こりペニスの血管からペニス組織の海綿体に血液が溜まることで勃起が起きます。
一方、朝立ちによる勃起は性的興奮から起こるものではなく、生理現象として起きています。
どのような生理現象かというと、朝立ちの仕組みは睡眠の関係と大きく関わっています。
朝立ちは正式には「夜間陰茎勃起現象」といいます。
睡眠中はレム睡眠(浅い眠り)ノンレム(深い眠り)が一晩で4回~5回繰り返されています。
レム睡眠のときは交感神経が優位に働き身体が休んでいる状態で、ノンレム睡眠は副交感神経が優位に働き脳が休んでいる状態です。
朝立ちというと起床時に勃起をしていると想像してしまいますが、睡眠時に寝ている間レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しされているときのレム睡眠時に勃起はしています。
就寝中にも勃起は繰り返されていて、起床をするときは浅い眠りの状態なので朝起きたら勃起をしているという現象になります。
朝立ちの役割としてはペニスの血管や海綿体に新鮮な血液が送られペニスの組織の維持がされます。
反対に朝立ちがしないと、血液がペニスの血管や海綿体に送り込まれなくなるので組織が硬くなり柔軟性の低下がみられるようになります。血液が流れないことで酸素不足が起こり細胞の活動が弱ってしまうことで勃起力の低下につながります。
最近朝立ちしないということは身体の不調のサインといえるのです。
最近朝立ちしない?その理由とは?
朝立ちしない原因はひとつではありません。
「若いから朝立ちはしない」という訳ではなく若年齢から高年齢の男性関係なく朝立ちはしなくなる可能性はあります。
- 睡眠の質の低下
上記で朝立ちをする仕組みは睡眠に大きく関わっているお話をしました。
不眠症を患っている場合、不安や心配などのストレスを抱えている場合は睡眠の質が低下をしているといえます。
一時的なものであれば心配はありませんが、長期間における睡眠の質の低下は身体の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。そのひとつで朝立ちをしなくなるといったペニスへの影響も出てきてしまうのです。
- 男性ホルモンの低下
男性ホルモンの一つにテストステロンというホルモンがあります。
テストステロンは血管を拡張させ血液を送る量を増やす働きがある一酸化窒(NO)の分泌に作用をします。男性ホルモンの減少は加齢による影響の他にストレスによる減少も指摘をされています。
勃起力を維持するために必要な男性ホルモンのテストステロンの減少が起こると朝立ちがみられなくなる原因にもなります。
- 高血圧や動脈硬化など血管機能の疾患
ペニスの海綿体組織に血液を溜めることで勃起は起きます。
海綿体組織に血液を送る前にペニスの血管に十分な血液が確保されていないと血液量がすくなくなります。高血圧症は動脈硬化を引き起こすリスクを高めます。動脈硬化になると血管の柔軟性が失われ硬くなり血管の詰まりの原因となります。
動脈硬化を起こすと十分な血流を保てなくなるためペニスの血液量が低下し海綿体に十分な血流を確保出来なくなるので朝立ちしなくなることへの影響につながります。
- 加齢による身体の変化
年を重ねることでの上記にあげた睡眠の質の低下、男性ホルモンの低下、動脈硬化の進行が進みます。他にもその他疾患を患うリスクも高くなります。
そのため加齢による朝立ちがしなくなるということは避けられません。
朝立ちしないのはEDのサインかもしれません
EDの発症とは性行為のときに勃起が全くしない、または勃起はするものの自分の満足いく硬さにならい、性交中に中折れ(萎れる)してしまう勃起不全や勃起障害のことをいいます。
朝立ちしなくなったからEDなんだと勘違いをされる方がいらっしゃいますが、朝立ちをしない=EDという訳ではありません。
朝立ちをしなくなる原因は先程お話をしましたね。
EDになる原因は大きく別けて4つあり心因性ED、器質性ED、混合性ED、薬剤性EDがあります。
- 心因性ED
身体は健康で病気もなく機能に問題がない場合でのEDです。
精神的な面が影響してのEDで主にストレスや精神疾患を持っている人に発症がみられます。
- 器質性ED
身体の病気が原因で併発するED症状です。特に動脈硬化にEDは影響をされ、さまざまな病気の合併症として動脈硬化はみられます。
- 薬剤性ED
うつ剤や精神安定剤、睡眠薬といった自律神経の交感神経、副交感神経に作用する薬を服用をしている方にみられるED発症です。
自立神経の働きを抑えると同時に勃起も抑えられてしまいます。
- 混合性ED
EDの原因が複数ありひとつではないものが混合性EDです。
このように朝立ちをしなくなる原因とEDの発症の原因は共通することが多いです。
そのため朝立ちをしないこととEDはひとつの目安になります。
現在EDの症状は見られていない方でも朝立ちをしていないということがあればEDのサインかもしれないので生活習慣の見直しなど注意をしてみて頂くといいでしょう。
また、朝立ちもしないしEDになってしまったという方は病院やEDクリニックで診断を受けたり、ED治療薬などの購入の検討されてはいかがでしょうか。