EDになってしまったらどのような治し方があるのでしょうか?
勃たない症状は人によって違い
- 行為を行うときに陰茎は硬く挿入は出来るが完全に硬くならない
- 陰茎は硬くなるが行為の途中で弱まる、または中折れしてしまう
- 行為を行う前から完全に硬くならなく、常に反応が弱い
など、どのように勃たないかは人それぞれです。
EDを治したいと思ったら「自分で治す方法」と「病院で治すという方法」があります。
あなたの「勃たないかも?」というED症状はどのような治し方があるのかについてまとめていきたいと思います。
もくじ
勃起の仕組みとEDの原因について
EDを患うときは必ず原因があります。
その原因を知らないと治療を行うことは出来ません。
ここではまず勃起の仕組みについてお話をしていきたいと思います。
勃起の仕組みについて
勃起は性的な興奮を受けることで起こります。
視覚や聴覚などの五感で性的興奮を感じると大脳に刺激が伝わり、その後脊髄にある勃起神経に刺激が作用をします。
勃起神経に性的刺激が届くと、一酸化窒素(NO)が分泌させ血管拡張作用のあるcGMPが活性化します。
勃起は陰茎部の血行が大切で海綿体に血液が溜まることで硬く太くなります。
そのため、血管を拡張させて血行を良くするcGMPの量がとても重要になります。
EDを患っている人は何かしらの影響で血管拡張作用のあるcGMPが少ない特徴があります。
ED原因は何?
勃起を起こすには心も身体も健康でないと太く硬くなりません。
自分はEDかも?と心当たりがあれば、その症状には必ず原因があります。
ここではEDの原因となる「心因性ED」「器質性ED」「薬剤性ED」についてお話をしていきたいと思います。
心因性EDとは?
心が健康でないと勃たない原因となることがあります。
最近ストレスを抱えていて、精神的につらくなっているということはありませんか?
ストレスといってもさまざまな要因があり
- 仕事のストレス
- 人間関係のストレス
- 家庭のストレス
- 将来のことに対してストレス
などがあるとおもいます。要因をあげるといってもきりがありません。
現代はストレス社会と言われていますが、日々過ごしているだけで精神的に疲れが溜まります。
あまりストレスの心当たりがなくても無意識で不安、心配、焦りなどがあると、EDの発症の原因となります。
器質性EDとは
身体が健康でないと勃たない原因となることがあります。
- 食事のバランスが悪い
- 飲酒喫煙をしている
- 運動不足・睡眠不足
など生活習慣が乱れていると様々な病気に掛かるリスクが高まります。
代表的な生活習慣病として糖尿病や高血圧症があります。
生活習慣病を患うと動脈硬化を起こしED発症の原因となります。
薬剤性EDとは
持病があり服用している治療薬でEDを発症する場合があります。
薬剤性EDの場合、精神に作用する薬の影響を受けやすいということがあります。
うつ病患者に処方される抗うつ剤や、精神安定剤、睡眠薬などを飲んでいることで勃たなくなる原因になります。
EDを自分で治す方法
上記でEDの原因についてお話をしましたが、ここでは自分でEDを治す方法についてまとめていきたいと思います。
心因性EDを自分で治す方法
精神的なストレスやEDの原因となる根本的なストレスを解消しなければなりません。
自力でEDを治す場合は、自分でその原因を解決し心の負担が解消されればED症状もよくなるでしょう。
器質性EDを自分で治す方法
身体の健康を取り戻すことが大切です。
ED以外の病気を患っていなく程度の軽いED症状なら生活習慣を見直す、お酒タバコを控えることでED症状を自力で治すこと可能です。
EDを病院で治す方法
ED治療は
- ED専門クリニック
- 泌尿器科
- 内科
- 精神科
- 成形外科
などどこの病院でも治療を行うことができます。
自分のED原因に合わせて病院での治療を行いましょう。
心因性EDを病院で治す方法
さまざまなストレスが原因で勃たない場合、自分で解決をすることが難しいことがあります。
心因性EDが原因で勃たなく自力で改善が出来ない方はカウンセリングを受けるなどの治療が必要でしょう。
ED治療を行うにはED専門クリニックや精神科・泌尿器科のある病院をおすすめします。ED治療薬を処方してもらえるので、カウンセリングを受けながらED治療薬で治していく方法になります。
器質性EDを病院で治す方法
先程、生活習慣が乱れることで生活習慣病を患い動脈硬化を起こすとED発症のリスクが高まるとお伝えをしましたが、加齢が原因で糖尿病や高血圧症を患いEDを併発する可能性があります。
勃起は陰茎部の海綿体という組織に血液を大量に流し溜めることで起こるので、柔らかくしなやかな健康な血管であることが重要です。
動脈硬化を引き起こすと血管は硬く傷つき、血液が詰まりやすくなります。
陰茎部の血管は細い特徴があり、血管が詰まりやすくなるとEDを発症してしまいます。
全く勃たないようなED症状の場合、血管が詰まっている状態である可能性が非常に高いため、動脈硬化の原因となる病気の治療を行わなくてはいけません。
器質性EDの場合内科などでの治療になりますが、内科でもED治療薬を処方してもらうことは出来ます。
病状によってED治療薬を飲んで良い悪いということがありますので、医師と相談をしながらのED治療になるでしょう。
薬剤性EDを病院で治す方法
抗うつ剤や精神安定剤、睡眠薬が影響してEDは起こります。このような治療薬を服用されている方は事前にEDのリスクがある治療薬として掛かりつけの医師から説明がある場合もあるでしょう。
そのため、薬剤性EDの場合は医師に相談をしながらED治療を進めていく方法になります。
EDの治し方についてのまとめ
EDの治し方は原因によって治療方法が異なります。
自力でEDを治したいという場合は
- EDの原因となるストレスの改善をする。
- 生活習慣の見直しをする。
という治し方になるでしょう。
しかし、EDの進行や原因によって自力の治療だけでは改善しない場合があります。
その際は病院でED治療をおすすめします。
ED症状に悩んでいるという方は自分に合った方法で治療していくようにして下さいね。