タバコを吸う喫煙者はEDを発症するリスクが高くなるといわれています。
ED患者でタバコを吸っている人の割合はなんと全体の80%程度というデータがあり、どれだけタバコとEDは深く関係しているかということが分かります。
タバコは身体に悪いものと多くの人が認知していますが、最近の喫煙者は健康影響は多少あっても仕方ないと思いながら吸っている方もいるでしょう。
では、実際にタバコはどのようにEDに影響をするのでしょうか?
ED発症をしてしまうと陰茎が十分に硬くならない勃起障害から、まったく勃たない勃起不全まで症状の重さが変わってきます。
自分はEDかな?と感じていて、タバコを吸っているという方はED症状を重くしないよう治療をしていくことが大切です。
今回はタバコとED症状の治療についてまとめていきたいと思います。
あなたのEDはタバコが原因?!タバコの何がいけないの?
タバコを吸っていて「最近勃起力が落ちたかな?」と違和感を感じる方は、タバコが原因でEDの発症をしている可能性があります。
自分はタバコを吸う本数が少ないからあまり影響はないだろうという方でも1日1本でも吸っていたら非喫煙者に比べED発症をするリスクが高まります。
個人差などもありますが、
非喫煙者に比べてみると
タバコ1日1本~10本(半箱)吸う喫煙者は1.27倍
タバコ1日10本~20本(半箱~1箱)吸う喫煙者は1.45倍
タバコを1日21本以上(1箱以上)1.65倍以上という報告があります。
なぜこれだけ喫煙がED発症に関係するかというと、タバコに含まれる物質が関係します。
タバコに含まれる化学物質は4000種類以上、有害物質は200種類以上あるといわれています。
全ての有害物質をあげていくことは出来ませんが、代表的なタバコの有害物質を3つをあげEDとの関係についてお話をしていきます。
- ニコチン
タバコの主成分といってもいいニコチンですが、ニコチンを摂取することでED発症をする可能性が高くなります。
タバコを吸うとニコチンは肺から体内に吸収されて血液中に届き全身に循環します。
ニコチンを摂取すると血圧を上昇するという作用がありますが、自律神経の交感神経を刺激させてしまいます。
交感神経が刺激されている状態は興奮や刺激をしているときです。
勃起を起こすときはリラックスした状態、副交感神経が優位でないと勃起はしないので
ニコチンで交感神経を高めてしまうと勃起力の低下につながります。
- タール
タバコのもうひとつの主成分といえるタールですが、タールは「ヤニ」と呼ばれフィルターの茶色くなる元です。タバコを吸うと肺が真っ黒になるといわれますが、それはこのタールが原因となっています。
身体には免疫機能があり、身体に悪いものを外に排除する働きがあります。
タールが体内に侵入すると、この免疫機能が働き活性酸素が発生し身体を酸化させてしまいます。
血管の細胞が酸化することで動脈硬化を引き起こすリスクが格段にあがります。
動脈硬化がおこると陰茎部の血管や海綿体に血液を上手く流すことが出来なくなりEDの発症につながります。
- 一酸化窒素
タバコを吸うときの副流煙に多く含まれるのが一酸化炭素です。
一酸化炭素は酸素の200倍~250倍の吸収率でヘモグロビンと結合をします。
健康な体内では酸素を取り込んだ時にヘモグロビンと結合し、全身に酸素を送りエネルギーに変換します。タバコを吸うと一酸化炭素が酸素より先にヘモグロビンと結びついてしまうので、酸欠状態やエネルギー不足になります。
また、血流の流れが悪くなりドロドロになる原因ともなり、ドロドロの血液は血管を傷つけて劣化させてしまいます。
血管が傷つくと動脈硬化を起こしEDの発症リスクを高めてしまいます。
以上の3つの有害物質をみてみるとタバコを吸うことでED発症の原因になることが分かると思います。
そのため、喫煙をしている男性はEDになりやすいということがいえるでしょう。
では、喫煙者はED発症が見られたときにどのように治療を行っていけばよいのでしょうか?
ED治療をしたいならタバコを減らすまたは禁煙すること
タバコを吸っていて最近EDかもしれないと心当たりがあるときは、タバコをやめるのが一番です。
しかし、タバコをやめるといっても愛煙者が一切タバコを吸わなくするということは大変難しいことです。
習慣化している喫煙はなかなかやめられるものではありません。
でも、EDは治したいということでしたら、タバコの吸い方を変えるということをおすすめします。
いつも通り吸っているタバコの本数を減らす、フィルターの根元まで吸っている習慣があったら2/3位のタバコの長さで火を消す、煙を深く吸い込まないようにするなど
することで、体内に入るニコチン・タール・一酸化炭素を減少させることが出来ます。
いきなり禁煙は無理でも、少しずつ身体に慣れさせていくことで将来的に禁煙することも出来るようになるでしょう。
1日のタバコの本数を減少させることでED症状が軽くなるといった報告もあるため、
勃起力が落ちたと悩まれている方は本数を減らすことを試してみてください。
今すぐ悩みを解消したいならED治療薬という選択肢
タバコの本数を減らしたけどあまりEDの症状の緩和がされなかった。
どうしてもタバコをやめられないという方で、
ED治療を行いたい!EDを何とかしたい!と考えらえていることもあると思います。
そのような方におすすめしたいのがED治療薬です。
ED治療薬は病院で処方してもらったり、インターネットの通販で購入をすることが出来ます。
喫煙者でEDを患っていて病院に行くのは恥ずかしいと感じられている男性は、ネットからED治療薬を購入するのが良いでしょう。
インターネット通販であれば誰でも購入が出来ますが、ひとつ注意しなければならないことがあります。
それはED治療薬は誰でも購入出来るが、誰でも服用していいものではないということです。
どういうことかというと、心臓病や高血圧症など持病があるとED治療薬を服用はしてはならないということです。
その為、持病がある方は服用して問題がないかどうかを医師に相談されることをおすすめします。
また、タバコを吸ってEDの発症をしたという人へお伝えしなければならないのはED治療薬を服用すればEDそのものが治るわけではありません。
EDを患ったの原因がタバコであれば、その原因を改善しなければなりません。
自分はEDかな?と感じていて、タバコを吸っているという方はED症状が深刻化する前にED治療薬を服用しながら禁煙に励み、ED治療を行うようにしましょう。