・最近慢性的に目が痛い
・目がかすみ見えずらくなってきた
ということはありませんか?
緑内障とは目の病気で徐々に視野が狭くなっていく病気です。
分類として慢性型と急性型があります。
慢性緑内障の症状はゆっくりと進行をするということがあり、初めのうちは目に違和感を感じるということはありません。40歳以上の方が発症するということが多いといわれています。
急性緑内障の症状は突然目の痛み、目のかすみ、視力低下、頭痛、吐き気などの症状が続きます。
実は緑内障はED症状の原因と共通点があったり、バイアグラを服用するうえでの注意があったりと関係が深い病気でもあります。
そのため「緑内障を患っていてバイアグラを服用して問題はないか?」と、
バイアグラの服用について不安を感じている方もいらっしゃいます。
今回は緑内障はバイアグラを飲んでも大丈夫か?ということについてまとめていきます。
緑内障とED症状の関係性について
バイアグラの服用を検討されている方はED症状にお悩みの男性ではないでしょうか。
ED症状を患うと
・性的な刺激があっても全く勃起をしない。
・自分が想像しているより満足な硬さにならない。
・性交中に中折れをしてしまう。
といった症状があらわれるでしょう。
ED症状の原因はさまざまあり、成人男性であれば誰にでも発症をする可能性があると言われています。
そして緑内障についても発症をする原因はさまざまあります。
ED症状と緑内障症状の発症については類似をしている点が多くみられます。
- 食生活
偏った食事が原因でEDや緑内障を患うリスクが高まります。
食生活に乱れで特に注意をしたいひとつとして糖の摂取があります。
食事を摂ることで糖は摂取され、体内で糖分が分解されブドウ糖へと変わり血液によって全身に流れます。
その後すい臓で分泌されるインスリンの働きによって、ブドウ糖が身体の細胞に吸収されエネルギーへと変わります。
しかし、すい臓の働きが弱くなっていたり、インスリンの分泌が低下をしていたりするとブドウ糖は十分に吸収をされず血液中に溜まってしまいます。
このような状態が続くと血液中の糖が増え(血糖値)身体に悪影響となる糖尿病へと病状が進行します。また、糖脳病の合併症としてみられる高血圧症の発症リスクも高めます。
・食生活の乱れによるEDの可能性
ED症状の原因のひとつに器質性EDというものがあります。
器質性EDとは身体の機能の何かしらが原因で発症するEDのことです。
ED症状と強く関係している病気に高血圧症があります。
正常な勃起は陰茎部に血液がしっかりと流れることで起きます。
高血圧症による合併症で動脈硬化になると、動脈が硬く脆くなることで血管が詰まり、血
流が悪くなることで陰茎部の海綿体に血液を溜めることが出来なくなり勃起不全や勃起障害となります。
・食生活の乱れによる緑内障の可能性
眼の構成の中で最も重要な組織として網膜があります。
網膜は眼球を覆う壁の最部に位置し、光や形を認識する細胞です。
糖尿病における合併症として糖脳病網膜症や緑内障があります。
糖尿病によって全身の血糖値が上がると網膜の血管が詰まる可能性が高くなります。
網膜の血管が詰まることで酸欠状態を起こし、隅角という眼球を満たす液体(房水)の出口が塞がってしまいます。
通常、房水は常に眼の中を循環をしていますが、隅角が詰まることで溜まり眼圧が高まることで緑内障の原因となります。
- ストレス
毎日過ごす生活で、誰しも溜まるものとしてストレスがあります。
ストレスは身体に多くの悪影響を与えます。
・ストレスによるEDの可能性
ED症状の原因のひとつに心因性EDというものがあります。
勃起は性的感情を五感で感じ取り、脳から脊髄の神経、陰茎組織に伝わることで作用をします。
そのため、勃起を起こすうえで神経の正常な働きは欠かせません。
- パートナーとの関係が上手くいかずストレスが溜まっている。
- 私生活で常に心配や不安なことがありストレスが溜まっている。
- 仕事が上手くいかなくてストレスが溜まっている。
- 性的なトラウマがありストレスになっている。
など精神的なストレスや心の問題があることでEDになる可能性があります。
・ストレスによる緑内障の可能性
過度なストレスは眼の健康に悪影響を与えやすといわれています。
ストレスを受けることで自立神経(交感神経・副交感神経)の乱れが起こります。
- 交感神経が高まると心拍数や血圧の上昇し、眼球の房水量が増える。
- 副交感神経が高まると心拍数や血圧が安定し、眼球の房水量が減る。
ストレスで神経が興奮をし、交感神経が活発化すると眼球の房水量が増加し眼圧が高まるので緑内障の原因となる可能性があります。
- 老化
年を重ねることで身体のさまざまな箇所が不健康になり、影響を与えます。
・老化によるEDの可能性
ED症状は昔から中高年以上の男性の特有の病気と認知されていました。
老化をすることで血管機能の低下や陰茎機能の低下が強く見られEDの発症の原因となります。
・老化による緑内障の可能性
緑内障においても40歳以上の発症が多くみられます。
原因とされる説はさまざまですが、老化と共に老廃物が蓄積しやすくなり代謝が低下するなど体内環境の悪化が考えられます。
そのため老化の影響から緑内障は発症をしやすいといわれています。
バイアグラの副作用と緑内障
上記でお伝えをしたとおりEDと緑内障には同様な原因で発症する可能性があります。
そのためもともとED症状を患っている方で
「最近目が見えずらく、眼科に行ったら緑内障と診断された。」
ということや、
反対に緑内障を患っている方で
「最近夜の生活が全く充実しない。刺激があって興奮しても反応しない。」
とED症状に気が付くときもあるでしょう。
ED症状の方で治療薬として服用されているバイアグラがあります。
バイアグラの製造販売をしているアメリカのフェイザー社の添付文書にバイアグラの副作用についての明記があります。
視覚に対する副作用として
・光に敏感になる、色が変化して見えるなど一時的に目に影響が出る場合がある。
・眼圧が上昇をする可能性がある。
ということが記載されています。
しかし上記の副作用の頻度は低く、緑内障の合併症の副作用として記載をされている訳でもありません。
緑内障でバイアグラを服用しても問題ない?

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基本的には緑内障であってもバイアグラの服用をして問題はありません。
しかし、緑内障と病院で診断をされ目薬を処方されている方はバイアグラを服用出来ない場合があります。
医師から処方される目薬に
成分:ニプラジロール(商品名:ハイパジールコーワまたはニプラノールなど)
という緑内障の治療薬があります。
バイアグラの併用禁忌薬としての記載はありませんが、上記の治療薬にはニトログリセリンや硝酸剤に似た血管拡張作用があるため服用を控えるようにしてください。
バイアグラの処方はED専門クリニックや泌尿器科などの病院以外に眼科でも処方されることもあります。
緑内障を患っていてバイアグラの服用に心配ということがありましたら、医師に相談のうえ服用をするようにしてください。