器質性が原因のED(勃起不全および勃起障害)の場合に血管や神経の障害によるものが原因と考えられており身体の疾患をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
血管の詰まりで心臓などの臓器に負担が掛かり心臓病を患うことと同じように、EDに関しても血管の詰まりなどでペニスに送られる血流が減ると勃起をしなくなる症状がみられる場合があります。
互いに心臓病もEDも血管や血流の影響が原因となるものですが、心臓病患者がEDを発症するといった報告もあげられています。
実際に狭心症を患っていて毎日医師から処方されている薬を飲んでいて、薬を服用してしばらく経過した後にEDの症状が見られるようになったという方がいらっしゃいます。
今回は狭心症の発症されている方はED治療薬を飲んで問題がないか?ということについてお話をしていきます。
狭心症とはどういった症状が起こるのか?
心臓に血液を供給している血管に冠動脈と呼ばれるものがあります。
血管機能に不具合があり、冠動脈が部分的にしぼみ狭まってしまい心筋への血流が低下することで狭心症になるといわれています。
狭心症を患っていると、一時的な胸の痛みや圧迫感を覚えます。
冬季に症状が頻繁に起こることも特徴としてあり、暖かい部屋で過ごしていて用事があって外出をしなければならなく、外に出てしばらく歩いていると胸を掴まれているような痛みを伴うようになったと表現をされる方もいます。
数分から数十分間その痛みは伴うようです。
狭心症が潜んでいると暖かい部屋と冬の寒い外の温度の差で心臓に大変な負担が掛かってしまい症状を発症するという要因になることも考えられます。
この痛みから違和感を感じ医師へ相談に行ったら狭心症と診断される方が多いです。
狭心症が悪化をすると心筋梗塞へと症状が更に深刻になります。
心筋梗塞とは心筋に血液を供給している冠動脈が完全に閉塞してしまうことで心臓に血流が行かなくなる状態のことをいいます。
狭心症や心筋梗塞などの心臓病を医師から診断を受けると硝酸剤を処方されることがあります。
血管拡張薬の一種である硝酸剤は代謝物である一酸化窒素(NO)が血管へ作用することで血管拡張を促す薬なので狭心症や心筋梗塞などの治療薬として用いられています。
本当は狭心症の薬?ED治療薬のバイアグラ
勃起不全もしくは勃起障害でお悩みの方はED治療薬というものをご存じでしょう。
ED治療薬って何?っていう方もバイアグラという言葉を聞いたことがある方がほとんどだと思いますが、バイアグラは多くの方に認知をされているED治療薬です。
勃たないペニスを勃起させるバイアグラ、実は開発当時は狭心症の薬として研究をされていたものでした。
そこで、狭心症にバイアグラは効果があるの?と疑問に思わられる方がいらっしゃるかもしれませんが。
残念ながらバイアグラでは狭心症の治療は行えません。
硝酸剤と同様にバイアグラの成分シルデナフィルにも血管拡張の作用があります。
その血管拡張の作用があるところからもともとバイアグラは狭心症の治療薬として開発・研究をされてきたのですが、臨床試験を行ったところ狭心症の治療としては期待通りの効果が得らませんでした。
その為バイアグラは狭心症の薬にはなりませんでした。
しかし、バイアグラの成分シルデナフィルの臨床試験を行ったなかで副産物として効果が見られた症状が勃起です。
狭心症の臨床試験を受けていた治験者にシルデナフィルの服用後男性器が勃つという報告が多数あり、シルデナフィルの血管拡張の作用がペニスにわずかながら効果があるということがわかりました。
そこで偶然勃起を促すことに対して判明したバイアグラはED治療薬として製造・販売をされることとなりました。
必ず守ること!ED治療薬との併用の危険性!
もともとは狭心症の治療で研究をされていたシルデナフィルだから、シルデナフィルの成分のバイアグラと狭心症の併用は問題ないだろう思われている方。
絶対に併用してバイアグラと狭心症の薬を服用して飲まないでください。
狭心症を患っていていて医師から診断を受け処方される薬を服用されている場合、ED治療薬の服用はお控えください。
理由として狭心症の治療薬の硝酸剤とバイアグラの成分のシルデナフィルは同じ血管拡張作用があり、血管を拡張することで血圧の低下を促します。
硝酸剤とバイアグラを同時に服用をすると急激な血圧低下が起こることがあり、場合によって命の危険につながる可能性があります。
またニトログリセリンやニトロ製剤と呼ばれる薬もありますありますが、硝酸剤の代表的なものであり相称して硝酸剤と呼ばれていますので、ニトログリセリンを処方をされている方もED治療薬は服用をしないでください。
ED治療薬には硝酸剤以外にも併用禁忌薬や併用禁忌薬(飲み合わせが悪い薬)がありますので、医師に相談のうえ服用をするようにしてください。
ED治療薬にはバイアグラ以外にレビトラやシアリスといた商品もありますが、この飲み合わせの禁止についてはバイアグラ以外のED治療薬全てに当てはまりますので、ED治療薬の服用をする場合は必ずお守りください。
狭心症を患っていてもED治療にお悩みの方は、どうやってEDを治療していくかが大切になってきます。
狭心症の治療法によってはED治療薬を飲んで問題がない場合もありますので、必ず医師とよく相談をされてからEDのお悩みを解決してください。
そして医師との相談や併用禁忌薬や併用禁忌薬を守ったうえでED治療薬を検討の際には、EDのお薬でもED治療薬について紹介をしている商品がありますので参考頂ければと思います。
狭心症のなどの発症でEDにお悩みの場合、男性としての生活に不安を感じてしまうこともあるでしょう。様々の病気や環境などが原因でEDになられる方は多くいらっしゃいます。
治療についても患者さんごとに適切な方法が異なります。決して自己判断はしてはなりません。自己判断を行うと大変危険で生命に関わってしまうこともあります。
以上のことをご理解の上、ED治療薬を検討されるようでしたら、ここでのお話が参考になれば幸いです。