EDは男性器が正常に機能しない症状なので、「病院に行くなら泌尿器科にいけばいいのかな」と想像される方がいるでしょう。
EDを発症する原因はさまざまですが、泌尿器科でもED治療を行うことができます。
しかし、具体的にどのような治療ができるのか? 泌尿器科での治療は恥ずかしくないか? など、病院に行く前に気になることがあると思います。
今回は、ED治療と泌尿器科についてまとめていきたいと思います。
もくじ
泌尿器科とは?
泌尿器科とは主に、
- 尿に関連した臓器である腎臓、尿管、膀胱、尿道などの病気。
- 男性生殖器である陰茎、前立腺、精巣の病気。
を扱い治療する病院のことです。
代表的な疾患にがん(腎がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん)、前立腺肥大、尿路結石、膀胱炎などの病気があり、これらを診断、治療することができます。
そして、泌尿器科で治療をする病気はEDを併発する原因となることが多々あります。
泌尿器科で対応ができるED症状について
EDの原因は主に器質性、心因性、薬剤性が関係をしますが、
泌尿器科に通う症状で深く影響するのは器質性と心因性です。
器質性EDとは、身体の機能に問題があることで勃起不全・勃起障害といった男性生殖器に機能障害が起こること。
心因性EDとは、心に問題があり勃起不全・勃起障害といった男性生殖器に機能障害が起こることをいいます。
それぞれ、どのようなEDの原因、治療になるのかについてお話をしていきたいと思います。
泌尿器科で治療する器質性EDについて
・前立腺がん
前立腺がんの治療でリスクのひとつとしてあげられるのがEDです。
前立腺は、男性の膀胱の下にある臓器で、前立腺液を分泌することで精子の運動や保護をサポートしています。
その前立腺から発生するがんが、前立腺がんです。
前立腺がんは日本人男性のがんの中で4番目に多く、食生活の乱れや高齢化社会が原因となり年々増加している傾向にあります。
この前立腺がんは泌尿器科で治療を受けることができ、主な治療法としては、
・開腹手術
・小切開手術
・腹腔鏡下手術
・IMRT
・小線源治療
といった治療方法があげられます。
前立腺がんにはいくつかの治療方法がありますが、
治療方法のひとつである放射線治療において、勃起に関与する神経や血管に放射線があたることで、勃起機能が低下します。
また、ホルモン治療を併用した際には、性欲の減退もみられます。
このように前立腺がんの治療後には高い割合で生殖器機能の低下がみられ、術後早期にEDが起こります。6ヶ月~1年の期間をかけてEDの症状は除々に回復していきますが、術前の状態に戻ることは難しいことが多いとされています。
このことから前立腺がんによる合併症のEDの予防・改善するには、泌尿器科の医師から事前に説明を受けること、術後アフターケアをおこなうことが大切です。
・前立腺肥大
前立腺肥大症もEDとの間には、深い関係性があります。
前立腺肥大症は前立腺が肥大化する病気です。この病気は、男性ホルモンのテストステロンが大きく影響をしています。
男性ホルモンであるテストステロンは、前立腺に届くと5αリダクターゼの作用によってジヒドロテストステロンという物質に変化します。
このジヒドロテストステロンが前立腺の尿道周辺の移行領域と呼ばれる場所にある細胞を増殖させ、前立腺を肥大化させるといわれています。
前立腺肥大症の症状には、膀胱刺激期、残尿発生期、慢性尿閉期の3つの段階があり、
1.)膀胱刺激期では、前立腺が大きくなったことで膀胱を刺激し、頻尿となります。
2.) 残尿発生期では、膀胱がさらに刺激されることで頻尿の症状が重くなり、同時に尿道が圧迫されることから尿の出にくさを覚えます。尿を出し切ることが難しくなるため、残尿が発生します。
3.) 慢性尿閉期では、前立腺がさらに大きくなり、尿道が圧迫されほとんど尿が出なくなるまでになります。
前立腺肥大症の治療のひとつに手術療法があり、経尿道的前立腺切除術が行われます。この手術が原因となり勃起機能が低下し、ED症状を発症する可能性があるといわれています。
また、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に有効とされている治療でタダラフィルがあります。このタダラフィルはED治療薬のシアリスに含有している有効成分と同じものとなっています。
そのため前立腺肥大でタダラフィルを服用している方は、シアリスを含めた他のED治療薬を服用してしまうと治療薬の効果を摂取し過ぎてしまう原因となるので絶対に併用をしてはいけません。
この場合は、必ず医師の指示のもと、前立腺肥大とEDの治療を行うようにしましょう。
泌尿器科で治療する心因性EDについて
・遅漏・早漏
泌尿器科では薬による遅漏や早漏の治療を行うことができますが、
この遅漏・早漏が原因でEDを発症するケースがあります。
遅漏があると、射精までのタイミングが遅いためパートナーに「まだ出ないの?」と言われてしまうこともあります。
また反対に、早漏があると、射精が極端に早くなるためパートナーに「もう出たの?」と言われることもあるでしょう。
このようにパートナーと性行為があるときに不満となることが出てしまうと、自分は上手く性行為ができないとプレッシャーに感じることがあると思います。
このことが影響をしてEDを発症することは大いにあり、この場合、遅漏・早漏の治療を行いながらEDを克服する必要があります。
・包茎
美容整形も併せた対応をしている泌尿器科では、包茎手術を行っている病院もありますが、
この包茎でEDを発症することも珍しいことではありません。
これは包茎だからEDになるという直接的な関係はありませんが、
包茎を気にしている人は、
・自分は包茎ということで自信を持てない
・包茎であることが恥ずかしいと感じている
という人が多くいます。
このコンプレックスが原因でEDを引き起こすことがあるので、
自分に自信を持ちED治療を行うことが大切です。
・性病
泌尿器科では性感染症の治療を受けている病院が多くありますが、
この性感染症でEDを発症することもあります。
その原因は包茎と同様に、性病が直接的なEDの原因になるということではありません。
多くの人は性感染が発覚すると大きなショックを覚えます。
そのショックで性行為に対して大きな不安を覚えEDを発症してしまうこともあります。
これは性感染症の治療後でも心に不安を感じているとEDの改善はしないので、ED治療を別に受ける必要があるでしょう。
泌尿器科は恥ずかしい? 病院以外で治療する方法
勃起不全や勃起障害は身体の機能・病気が原因となる器質性ED、コンプレックスや不安が原因となる心因性EDがあります。
これらの多くは病院で治療を行うことで、EDを改善することができますが、
病院に行くのは恥ずかしいという人もいると思います。
この場合は、通販でED治療薬を購入することができます。
EDのお薬でも、さまざまなED治療薬を紹介していますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
ただ、病気がある方は自己判断でED治療薬を服用するということはせずに、
事前に医師に相談をしてからED治療薬を通販で購入するようにしてくださいね。